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【イントロダクション】
愛、たりてる?
猫、たりてる?

新しい飼い主を見つけるため、ブランケットと共に2泊3日でトライアルされる7匹の「ブランケット・キャッツ」。
猫の飼い主探しをする謎の家具店店長と、幼馴染の獣医師が、猫を通じて人々の人生に小さな光を灯します。
重松清の傑作短編小説集「ブランケット・キャッツ」のドラマ化。


【あらすじ】
家具修理工の椎名秀亮は亡き妻が残した7匹の猫の飼い主を探していた。しかし、その猫を引き取りに彼の小さな工房にやってくるのは皆訳有な曲者ばかり・・・


NHK総合
ブランケット・キャッツ
2017年 6月23日(金)スタート
毎週金曜 よる10時 <連続7話・49分>
再放送:総合 毎週木曜 午前0時10分(水曜深夜)

ブランケット・キャッツ 公式サイト


【キャスト】
主要人物
 椎名 秀亮(しいな しゅうすけ) – 西島秀俊
 藤村 美咲(ふじむら みさき) – 吉瀬美智子
 水島 楓(みずしま かえで) – 島崎遥香
 佐伯 さくら(さえき さくら) – 唐田えりか
 横山 沙織 – 水原ゆき
 椎名 陽子(しいな ようこ) – 酒井美紀
 佐伯 奈緒子(さえき なおこ) – 美保純


 チャイ – 焦げパン
 たま – たまお
 みこ – みーこ
 キー – 金時
 むぎ – にぼし
 ペコ – うに
 クロ – ジャック


ブランケット・キャッツ 公式サイト


【コメント】
原作者のことば…重松清
十数年前に書いた作品が、「いまの物語」として生まれ変わりました。
エイジングされた原作がどんなふうにみずみずしく料理されているのか、うれしさと照れくささを胸に抱きつつ、視聴者の一人として、思いきりワクワクしながら、オンエアを待っています。

脚本のことば…江頭美智留
犬は人間に付き、猫は家に付くとよく言われます。
確かに猫は環境の変化を嫌いますが、決して人間に付かないわけではありません。
むしろ、人の気持ちをとても敏感に察知する生き物です。
子供の頃から何匹も猫を飼ってきて、今も二匹の猫と生活を共にする私が言うのですから間違いありません。
母と喧嘩をした時、仕事で落ち込んだ時、体調を崩した時、飼い猫がどんなふうに私たちを癒やしてくれたのか、思い出しながら心を込めて描きました。
多くの視聴者に猫の優しさが届きますように。

演出家のことば…大谷太郎
「7匹の猫の物語を撮るんだ」と仕事仲間に言うと「大変だね」「猫って言うこときかないでしょ」と誰もが言ってきます。
実際、撮影現場で猫に演出することは不可能でした。それでいて猫たちは最高の演技をしています。
しかも猫は何も語ってはいません。それでいて猫は観る者に雄弁に語りかけてきます。
さらに猫は撮影している自分に「どこまで粘れるの?」と試してきます。
「これ以上無理」と諦めかけた瞬間、猫は思いもよらない表情を見せてくれます。
正直に言うと演出の拙さを猫たちが救ってくれました。
そしてこれは猫が運ぶ小さな奇跡の物語。撮影を終え気づいたことは、物語そのものが撮影現場でも起こっていたということです。次はきっと皆さんの番です。
猫たちの小さな奇跡が届くこと間違いありません!

プロデューサーのことば…松本明子
原作を初めて読んだ時、重松さんならではの物語の魅力を感じつつも、果たして映像化できるのか?猫は演技してくれるのか?と不安でした。
撮影が始まってすぐそんな不安は吹き飛びました。
主演の西島さんをはじめとする素晴らしいキャスト、可愛い猫たち、丁寧な作品作りをするスタッフの皆さんのおかげで、“今日もどんな奇跡が見られるのだろう” と毎日ワクワクしました。
猫が陽だまりでくつろぐように、観た後、心がぽかぽかと温かい気持ちになってもらえたら幸いです。

制作統括のことば…土屋勝裕
猫カフェで取材をしている時に、取材の間じゅう私のそばに寄り添ってくれた猫がいました。
本当に猫には人を癒やす力があると感じました。金曜日の夜に一週間の疲れを癒やしてくれる猫たちを見て、リフレッシュして頂ければ幸いです。
もちろん、主演の西島秀俊さんはじめ、豪華ゲストの皆さんのドラマも必見です。
笑って泣いて、ちょっと心が軽くなるドラマ、ぜひ御覧ください。


【スタッフ】
原作 – 重松清
脚本 – 江頭美智留
音楽 – 得田真裕
主題歌 – 矢野顕子「Soft Landing」(SPEEDSTAR RECORDS)
演出 – 大谷太郎(アックスオン)、本多繁勝(アックスオン)
プロデューサー – 松本明子(アックスオン)
制作統括 – 土屋勝裕(NHK編成局コンテンツ開発センター)、池田健司(アックスオン)
制作・著作 – NHK、AXON

ブランケット・キャッツ 公式サイト