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【イントロダクション】
7月5日(水)夜9時 放送決定!
ドラマ特別企画 堂場瞬一サスペンス
「検証捜査」
主演・仲村トオルと初共演!
特命班と対峙する県警幹部役で 市村正親 出演!
警察VS警察…執念の捜査が暴く驚がくの真実とは…!?

【あらすじ】
テレビ東京では2017年7月5日(水)夜9時より、ドラマ特別企画 堂場瞬一サスペンス「検証捜査」を放送致します。本作は、『刑事・鳴沢了』シリーズ、『失踪課』シリーズ、『アナザーフェイス』シリーズなど、重厚で正統派のベストセラーを多数生み出している警察小説の旗手・堂場瞬一が手掛ける同名小説「検証捜査」の初のドラマ化作品となります。

主演の仲村トオルを始め、栗山千明ほか豪華キャスト陣でお届けする本作。 この度ミュージカル、ストレートプレイ、一人芝居など様々な舞台だけでなく映画・ドラマなど幅広く意欲的に挑戦する、日本を代表する舞台俳優の 市村正親 が、検証チームが対峙する神奈川県警の幹部・重原功役で出演することとなりました。仲村トオルと市村正親は初共演です。また本作の中で冤罪事件の聴取の際に神谷(仲村トオル)が重原(市村正親)と対決する緊迫したシーンは見どころの一つとなっています。 警察VS警察、執念の捜査が暴く驚愕の真実とは…!?

テレビ東京系
ドラマ特別企画 堂場瞬一サスペンス 『検証捜査』
07/05(金) 21:00~

検証捜査 公式サイト


【キャスト】
市村正親
仲村トオル
栗山千明
和田正人
平岡祐太
深水元基
高橋光臣
野間口徹
忍成修吾
中村靖日
堀部圭亮
金田明夫
六角精児
滝藤賢一
角野卓造

検証捜査 公式サイト

冤罪事件を検証するための寄せ集めチームの「特命班」。
警察VS警察…執念の捜査が暴く驚がくの真実とは…!?

神奈川県警で起こった冤罪事件…!?警察庁は他府県から事件とは無関係の刑事たちを集め「特命班」とし、警察の威信をかけて原因の究明に乗り出した!しかし、そこに集まったのは、脛に傷を持つワケアリの刑事たちだった…。

警視庁本部から伊豆大島署へ左遷中の神谷悟郎(仲村トオル)に、出頭命令が来る。特命班として招集されたのだ。メンバーは警察庁の理事官・永井高志(滝藤賢一)、大阪府警の監察官・島村丈(角野卓造)、北海道警・保井凛(栗山千明)、福岡県警・皆川慶一郎(平岡祐太)、埼玉県警・桜内省吾(深水元基)。特命の内容は、2年前に戸塚署管内で起きた連続婦女暴行殺人事件の検証。逮捕された柳原真治(忍成修吾)にまもなく無罪判決が出るという。期限1カ月で、なぜ冤罪が起きたのか明らかにすべく、寄せ集めの混成チームによる検証捜査が始まった。

神谷と凛は、未遂で助かった被害者の聴取で、揉みあった際に犯人がケガを負ったと警察に話していたことを知る。しかし調書には記されていない。しかも警察に強く言われ、思わず柳原が犯人だと言ってしまったという。神奈川県警の管理官・重原功(市村正親)などから特命班への批判が起こる中、神谷は元相棒の天野大(和田正人)と再会する。神谷は2年半前、2人で取調べを行なった東京・大森の事件で、容疑者の酒田誠(野間口徹)を殴り左遷に。その事件は、いまも継続捜査されていた。そんな折、神谷に山田(高橋光臣)と名乗る男から接触が。「『戸塚事件』は捜査を歪めて故意に冤罪を作った」――信じ難い告発に驚く神谷。しかし検証が進むにつれ県警のずさんな捜査が明らかになっていく。そして意外な事件と繋がりを見せ始め…。

真犯人は一体どこに?執念の捜査の末、神谷が最後にたどり着いた驚がくの真実とは!


【コメント】
■市村正親
僕は刑事ドラマにあまり出演する機会がなく、この作品にも出るとは思いませんでした。警察という大きな組織の中で、良い刑事、悪い刑事、いろんな人間がいるんだなと考えさせられましたし、警察と言っても人間だから、その背景にはいろんな想いがあるんだなと思いました。 演じる上で、奥に秘めているものを、どのくらい出すかというさじ加減が難しいところではありましたが、神谷(仲村トオル)や島村(角野卓造)との対決のシーンは、お二人がどんな芝居でぶつかってくるのか楽しみなところでもありました。このシーンは、共演者の皆さんも大きな声をだしていたし、怖かったなあ(笑)。みなさんがここでヒリヒリするような緊迫感を感じ取ってくださるなら一生懸命やった甲斐があります。初共演の仲村トオルさんとの対決、お楽しみに!

■仲村トオル
過去にも堂場瞬一さんの原作、内片 輝さんが演出の作品には出演していますので、今回、お話しをいただいたときは『内片組』で〝堂場ワールド〟をまた演れる、と嬉しかったです。〝戻ってきた感〟を感じたというか…。

台本を最初に読んだ印象は、率直に言ってしまえば「暗い話だな」でした。登場人物の多くが過去に何らかの失敗をしたり、傷を負っている。僕が演じる神谷も、刑事としても人間としても自分の中では取り返しのつかない大失敗をしているんです。でもそれをずっと人に見えるような形で引きずっているわけではなく、内片監督の「(例えばこの神谷という役を)渥美 清さんが演じた〝寅さん〟が演ったらどうだろう」というアドバイスも参考に、“暗い”方向とは違う方向で演じることで、キャラクターがより魅力的に見え、ドラマとしても面白くなるかな、と考えたりしました。

神谷は刑事として特別に優れているわけでもなく、人としても誰かに尊敬されるようなタイプでもないのですが、そこが人間くさくて演じる上で魅力を感じました。仕事でも、そして人としても自信を失うような過去がありますが、“検証捜査”を通じて、乗り越えられなかった傷を背負っていく筋力がつき、背負っているものが少し軽く感じられるようになっていく・・・。そのあたりが、このドラマの中での神谷、そして凛の変化だと思いますし、その過程がドラマチックなのではないか、と…。スーパーマンでもスーパーウーマンでもない登場人物たちが、力強く新たな1歩、2歩を歩き出すというところが多くの人に共感していただけるといいな、と思います。

■栗山千明
脚本を読んでから原作を読んだのですが、原作の重みが本当にうまく脚本に凝縮されていることに驚きました。これが映像化されたときにはハラハラドキドキがずっと続くドラマになるだろうなと思いましたし、原作で実際に書かれている台詞が脚本にも入っていて、脚本から読んだ私からすると嬉しさもありました。
刑事役自体は初めてではないのですが、こんなに刑事らしい刑事は初めてかもしれません。
凛は名前の通り凛としていて、きつく見えるのですが、それを徹底してやることによって後半に事実が分かったときに、複雑な想いを背負っていたことや、仲間にもきつく当たっていたことも含めて視聴者に理解をしてもらえるのではないかと思っています。その分、序盤は特にその厳しい女性というのをなるべく意識して演じました。
そんな凛が神谷さんたちに心を開いていく過程も見ていただけたらと思います。

■テレビ東京編成局ドラマ制作部 チーフプロデューサー・中川順平
ご好評を頂いておりますテレビ東京のドラマ特別企画。この夏は、テレビ東京初主演となる仲村トオル「検証捜査」をお送りします。原作は、警察小説の雄・堂場瞬一。4月クールの連続ドラマ含め、事件モノが硬軟とり混ぜて数多く見られる昨今、本作は、骨太かつ本格派の警察ドラマになります。連続殺人事件に隠された警察の闇を暴く…そんな男っぽい世界観の中、紅一点のヒロインに栗山千明。警察VS警察、熾烈な攻防が生み出すサスペンス。それと同時に、二転三転する真犯人探しのミステリー。そして、主人公とヒロイン、それぞれが胸に傷みを抱えながら、懸命に乗り越えようとする人間ドラマ。その果てに見える、驚愕の真相と感動のラスト…「検証捜査」ご期待ください!


【スタッフ】
脚本 櫻井武晴
監督 内片輝
プロデューサー 元村次宏(東通企画)
チーフプロデューサー 中川順平(テレビ東京)
製作 テレビ東京/東通企画

検証捜査 公式サイト